自己啓発本の功罪!!「読むことで気持ち良くなる理由」「続かない原因」そして「続かせる方法」を説明。

仕事で幸せになる

はじめに

こんにちは。

皆さん「自己啓発本」を読んで

「これからの人生が変わった!!」

と思ったものの続かなかったことはありますか。

今回の記事ではその原因と理由を説明し、さらに対処方法を提案しようと思います。

「自己啓発本」といわれても定義があいまいなところもありますが

ひとまずこの記事では「よりよい人生にするための生き方が書かれている本」ということにしておきましょう。

書店に行けば自己啓発本エリアが設置されているのは当たり前で通常エリア以外にも特設エリアがある書店も多く存在しています。

何故こんなに人気があるのか。

それは読むと「心が気持ちよくなるから」です。

そして読んだあと数日~1か月くらいはその気持ちを継続しますが、そのあとモチベーションは下降線をたどり続け、気づけば元通りの生活をしています。

自己啓発本に感化されて周りに過剰にオススメしたり、実践して「これが幸せな生き方だから」と言ったりしていたのに、気づけば実践しなくなっている。

なんだったら読む前よりちょっと悩んでいたりする。

そのようなことから「自己啓発本(笑)」というような扱いをしている人もいます。

自己啓発本肯定派と自己啓発本否定派が存在しますがどちらが正しいのでしょうか。

私はどちらも正しいと思っています。

何故なら自己啓発本には凄く良いことを書かれていると思っています。

しかし一方で「大切な要素」が抜け落ちているとも感じているからです。

今日の記事では自己啓発本の書かれている「凄く良いこと」とそれがなぜ続かないのか。

「抜け落ちている大切な要素」について記載していこうと思います。

自己啓発本に良く書かれている内容

自己啓発本を読むと、ストーリー物であれば人生を失敗したと思っている主人公がだいたいの場合、神秘的な人物(神であったり、学者であったり、賢者であったり)と出会います。

そしてその人物から日常に起こる色々なエピソードを通じて人生を生きる上で大切な考え方を教えてもらい、自分の過ちに気づき新しい自分として今を生きていくという構成がほとんどです。

それではそういった自己啓発本で教えてもらえるあるあると書いていきます

GIVE

行動には2種類ある。自分の為の行動と相手の為の行動。

他人を喜ばせる行動をする人の周りに同じような人があつまる。

まずは自分が与えることでいつのまにか自分も与えられている。

殴ってほしければ殴りかかる。話してほしければ話しかける。笑ってもらいたければ笑いかける。

②言葉を大切にする

言葉は相手を喜ばせることも傷つけることもできる。だからこそ大切にしなければならない。そして何よりあなたの言葉を一番聞くのはあなた自身。汚い言葉を使う人は他人にではなく自分に汚い言葉を吐き続けることになる。

③他人の承認の為に生きない。今を生きろ

他人の承認を求めて生きることは自分の人生を生きていないことになる。

そしてそれは今を生きていないことになる。

だから承認を求めず今を生きろ。

そうすれば本当のあなたを承認してくれる人が集まってくる。

④行動しろ

過去の成功した偉人たちは全て行動を起こしている。行動を起こしていない人で成功した人はいない。

だから臆することなく行動に移せ。

他人の目(承認)を気にせず、行動を続けたものだけが成功できる。そして成功とは結果ではない。自分自身が「成功」と思うことで既に成功なのだ。

⑤人は何になるかではなく「どう生きるか」

多くの人が何かになろうと夢をみる。教師、スポーツ選手、芸能人。しかしそれは幸せな生き方ではない。その夢を達成したとしてもそれは苦痛な環境かもしれないから。

何になるかではない。どう生きたいかが大切なんだ。

どう生きたいかがわかれば何になっても幸せな生き方になる。

それに気づけ。

とまあこんな感じでしょうか。

まだまだ書こうと思えば出てきますが、ひとまずこのあたりで止めておきます。

どうでしたか。

書いていることで「それは明らかに間違いだろ」と思うことは少なかったのではないでしょうか。

なんだったら「確かにそうだ」と思うことのほうが多くありませんでしたか

にもかかわらず自己啓発本否定派が一定数いるのは、それを読んだ人のほとんどが「続かない」からです。

結果が出ていないのです。

もし自己啓発本を読んだ人たちのほとんどが続けることができていたら否定派は「(笑)」と言うことはできないと思います。

自己啓発本の功罪について

自己啓発本を読むことによって、そこに書かれている「生き方」は読者が憧れる「実現できそうな理想像」となります

そして自己啓発本に書かれている内容は考え方なのである意味「簡単」です。その為、即日実践ができます。

するとどうでしょう。

書かれた内容を実践することによって少しずつ成長できているように感じます。

人は成長することに快感を得る生き物なので、この成長感が「気持ちよさ」に繋がっているのです。

そして成長していると認識している間はモチベーションが続きます

それが数日~1か月くらいなのです。

しかし途中で気持ちが続かなくなります。

続けても大して今の人生が変わっていないことを痛感します。そして自分は実践しているのに変わらない人生に苦しみを感じるようになるのです。

そして「気持ち良さ」を失った自己啓発本の教えを実践しないようになるのです。

これが自己啓発本の功罪です。

書いていることは良いことなのに、結局は頑張っても思っていたよりも変らない。

そして当初感じていたような自分自身への無限の可能性感は薄れてしまいます

そのことから思い描いた理想と現実にギャップができ始め「副作用として苦しみ」を生み出すのです。

そうです。

私が言いたい自己啓発本の「抜け落ちている大切な要素」とはこの「気持ちよくなる仕組み」と「苦しみが発生する副作用」の説明と「その対処方法」なのです。

そのことがわかれば長期的な視点でゆっくりとマイペースに自己啓発本の教えを取り組むことができます。

抜け落ちている大切な要素

自己啓発本の内容はなぜ続かないのか。

それは「心の仕組み」についての事前注意事項が説明されていないからです。

「最初は気持ち良くなります。なぜ何故なら~だからです。

しかし1か月後には苦しくなります。何故なら~だからです。

だからと言って全てをやめる必要はありません。

対処方法として~な方法があります。」

と提示してあげればいいのです。

実際、私が読んだ自己啓発本の中に実践することに伴う「気持ち良くなる心の仕組みと苦しくなる心の仕組み」が書かれた本はありませんでした。

敢えて書いていないのか著者が知らないだけなのかはわかりません。

個人的には敢えてでも書くべき内容だと思います。

何故なら書いておかなければ最終的に苦しむ読者が増えるからです。

ちなみに「心の仕組み」と言っても私はブッダが大好きですからあくまでブッダが教える「心の仕組み」に基づいてお話していこうと思います。

実践するとなぜ最初は気持ち良さ続くのか

まず自己啓発本に書かれている生き方が読者の理想像になります。

するとどうでしょう。

明確な目標ができたことによって「幸せになるための自己実現の欲求」が非常に刺激されます。教えを実践する度にその欲求を満たすことになります

お腹が減ったら食べる。

買いたいものを買う。

当たり前ですが欲求を満たす行為は気持ち良いので「自己実現の欲求」を満たす度に気持ちよくなります。

しかし食欲のような生理的欲求ではないため、満たした欲求の減りは非常に遅いのです。

自己実現の欲求という器は満たされていく一方なのでどんどん満杯に近づきます。

そしてついに満杯になると実践しても気持ちよくなりません。

仕組みとしてはお腹がいっぱいなのに食べても美味しくないと一緒です。

つまり欲求というものは一時的な快楽(幸福感)を与えてくれますが、それが満たされてしまえば快楽(幸福感)は無くなってしまうのです。

つまり自己啓発本の教えを続ければ「幸福感が続く」ということは絶対にありえません。

当初、読んだ時に感じたような無限の可能性感がなくなるのは「当たり前」なのです。

あなたが間違っているわけではありません。

何故、苦しくなり続かなくなるのか

次に実践したあとに訪れる苦しくなる仕組みについてご説明します。

先ほど自己啓発本に書かれている生き方が読者の理想像となり、「自己実現の欲求」を満たしていくことで気持ち良くなると言いました。

苦しくなる仕組みはその逆です。「自己実現の欲求」が満たされないことで苦しみになります

簡単なことを言っていますが注意していたとしても避けることが難しいかなり厄介な苦しみの仕組みです。

欲求というものは一時的な快楽(幸福感)を与えてくれますが、それが満たされてしまえば快楽(幸福感)は無くなってしまうという話をさせてもらいました。

そうです。

満たされたあとは苦しみが続きます。

なぜなら欲求は既に満たされているので満たされないからです。

欲求不満になるのです

だからこそ人はもっともっとと貪ってしまうのです。

お米を食べて満足していた人がお米では満足できなくなります。

今度は魚。今度は肉とどんどん欲求の基準を上げていくことによって幸福感を継続させようとします。

しかし自己実現の「生き方」はどうでしょう?
欲求の基準を上げることが困難なのです。だからすぐに頭打ちします。

そこからは自己啓発に書かれている生き方をしても気持ち良さはありません。

ただただ理想像だけが自分に圧し掛かってきます。

はい。苦しみの仕組みが完成しました。

自己啓発本に人生を翻弄されず実践し続ける方法について

気持ち良くなる仕組みと苦しくなる仕組みの説明を受けてどうでしたか。

自己啓発本の構成と内容からもこの「心の仕組み」を知らなければ完全にハマる罠です。

このことを読者に説明しないのはあまりに誠意を欠いていると思ってしまいます。

しかし、自己啓発本の中に書かれている内容を実践することは素晴らしいと思っていますのでこの仕組みに翻弄されずに実践し続ける方法について私なりに提案してみたいと思います。

自己啓発本の内容を長期的に苦しみなく続けるには結構簡単なことが心の処方箋となります。

私は気持ち良くなる仕組みと苦しくなる仕組みの際に、同じ前提条件を書いていました。

それは「自己啓発本を読むと読者の理想像ができる」です。

そうです。

自己啓発本で「理想像」を作らなければいいのです。

「理想像」が欲求と快楽になり、最終的には欲求不満になります。

また理想ということは今を認めていないことになります。

自己啓発本を読む前の今のあなたで十分幸せなのです。まずはそれに気づくことに注力すべきです。

その中で余裕ができたら、少し自己啓発に書かれている内容をやってみる。

ふと迷ったときに自己啓発に書かれている内容をやってみる。

ただそれだけでいいのです。

欲求ベースの行動ではないので気持ち良さもありませんが苦しみもありません。

苦しみがないので長期的に続けることができるのです。

これが私のおすすめする自己啓発本の実践方法です。

いかかでしたか。

もし自己啓発本によって苦しみを感じている人がいれば、今一度自分と向け合ってみてください。

今回は自己啓発本という視点でまとめましたが、それ以外にも「理想像」に翻弄されて今の自分を否定していませんか。

今のあなたでも十分に素晴らしい人間なんですよ。

いつだって苦しみを減らし幸せに生きる方法はありのままを受け入れることから始まります。

まとめ

・自己啓発本に書かれていることは良いことが多いが一方で「大切な要素」が抜け落ちているため実践し続けることができない人も多い。

・大切な要素とは自己啓発本の内容を実践する必ず発生する「気持ち良くなる仕組み」と「続かずに苦しくなる仕組み」と「その対処方法」

・自己啓発本の生き方は読者の理想像となり自己実現の欲求が満たされて気持ち良くなる

・自己実現の欲求が満たされると、それ以上に欲求を満たせないため気持ち良さがなくなり、今後は理想像に到達していないという欲求不満(苦しみ)が生まれる

・自己啓発本を長期的に実践し続ける対処方法としては、自己啓発本の生き方を「理想像」とはしない。

・ありのままの自分で十分であることにしっかり気づく。そのうえで余裕があれば少し実践をしてみる。

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