苦しみなく節約するためにブッダの教えを活用しちゃえ!
皆さん節約していますか。
私はしていません。
しかし、周りから見れば節約家と思われているかもしれません。
どういう意味か。それは
「私に節約している意識はありませんが結果的にお金を使っていない」からです。
お金を使うことがほとんどないので、どんどん資産が増えていっています。
今、節約できていない人の中に「お金なんて貯まらなくていい」と思っている人はほとんどいないでしょう。
もし負担なく節約でき、貯蓄が増えていくのであれば誰でも嬉しいと思います。
いっぽうでSNSやyoutubeを見ていると「頑張って節約」をしている方もみかけます。
だからなのか「たまにご褒美」や「あれを買いたいけど我慢我慢」というような
表現をされていたりします。
誤解してもらいたくないのはそのような「頑張る節約」を否定しているわけではありません。
私がこの記事で書こうとしているのはブッダの教えを活用して
苦しみ(我慢)を最小化した節約を行い、皆さんの資産が増えることの一助となればと思っているのです。

昔は激烈な浪費家。10年で使ったお金は3000万円?!
私は昔から「結果的にお金を使わない生活」をしていたわけではありません。
むしろ、宵越しのお金をもたない!の勢いで
終始が赤字になることはありませんでしたが、貯蓄額は10万円を超えるのは給料日の時だけでした。
何にお金を使っていたのか。
- 外食三昧
- 居酒屋で飲み歩く
- アプリゲームに50万円課金
- 趣味の道具(高価なもの)を買い増し続ける。
- デートに高級ホテルや旅館に宿泊
- 車で色々なレジャー施設にドライブ
こんな感じで浪費をし続けていました。
お金なんか貯まるわけがありません。貯蓄額は0円です。
当時の私は「これが一番幸せになる生活」と思っていたのです。
単純に計算すれば生活費を除き3000万円くらいはこのような浪費に使ったことになります。
今思えばおそろしい金額です。
そのような私が今は我慢をしているわけでもなく月に1万円程度しか使っていません。
貯蓄額は年300万円程になりました。
何があったのか。
それは「ブッダの教え」と出会ったことが始まりでした。
私の中で幸せな生活の定義が変わったのです。

「三毒」の理解を極めれば勝手にお金が貯まる?!
それでは本日の記事の核心について触れ行きましょう。
ブッダの教えを学び実践すると、なぜ節約につながるのでしょうか。
それは「欲」がかなり減るからです。
お金を使おうとする行為には必ず「欲」があります。
つまり欲が減ればお金を使う機会も減ることになります。
欲が減ったら人生楽しくないんじゃないの?!
と思う方もいると思います。
私も実践するまでは、そう思っていましたから。
しかし実際には目の前の何でもない日常に幸福を感じるようになります。
鳥の声、風の匂い、家族の笑顔、大切な人と話をすることで心が満たされます。
洗練された心は些細なことで幸福を感じることができます。
新鮮な食材は塩だけで美味しいみたいなものでしょうか。
いっぽう刺激的な快楽は「一時的な幸福と共に中長期的な苦しみを生む」ということにも気づきます。
豪快な味付けの食事は美味しいが中毒性があるうえ胃もたれするみたいなものでしょうか。
ブッダの教えは様々あります。
- 諸法無我
- 諸行無常
- 三毒
- 慈悲
- 八正道 etc
この教えは独立しておらず、すべてが円環となり繋がっています。
ただ今日の記事の中身である「節約」という視点で考えた時に特に重要となる教えは
「三毒」です。
わかりやすく言えば人が苦しむ原因TOP3!!
みたいなものです。
この3つに気を付けていればかなり苦しみは減ります。
三毒とは「貪欲(とんよく)、瞋恚(しんに)、愚痴(ぐち)」
〇三毒の意味を簡単に説明すると
貪欲:もっともっとと欲しがる心
瞋恚:自分の思い通りにする心
愚痴:貪欲、瞋恚等が苦しむ原因となることを知らず、妄想しつづけること。
〇具体例で例えると
貪欲:美味しい焼肉を食べたい食べたいと欲する
瞋恚:焼肉を食べたいのに食べれないことにイライラします
愚痴:焼肉を欲していることが原因で苦しんでいるのに、ずっと焼肉を食べる妄想を続けます。
〇じゃあどうすればいいのか。
貪欲への対処:焼肉への欲望を減らしていきます。
瞋恚への対処:食べられないことが原因でイライラしていることに気づきます。
愚痴への対処:焼肉のことを妄想したら、それ以上妄想しないように気を付ける。
これを繰り返すことで「焼肉」を食べたいという欲は減っていきます。
いつのまにか焼肉を食べたいと思わなくなります。
結果、外食費が減ります。
食欲、物欲、承認欲等、仕組みは同じです。このことに気を付ければ自然と苦しみを生み出す「欲」は減っていきます。
結果的に「お金を使う」機会が減っていっていることに気づくことになるでしょう。
「じつに欲望は色鮮やかで甘美であり
心を楽しませ、攪乱する。
いろいろな欲望には、この本性があることを知り
サイの角のようにただ独り歩め
欲望は、私には災厄であり、腫れ物であり
禍いであり、病であり、矢であり、恐怖である。
もろもろの欲望には、この恐ろしさがあることを知り
サイの角のようにただ独り歩め」
※スッタニパータより

ブッダの尊敬する私の9月支出(趣向品)
我が家のお小遣いは基本的に自由です
そのため、収入以内であればいくらでも使っていいのですが
実際、今の私が使っているのが以下のとおりです。
- アマゾンプライム400円
- kindle 1000円
- ジャンプ 1000円
- イヤホン 2100円
- カフェ300円×3回
- 小説+参考書 1000円
- 軽食 2000円
合計 8400円(※9月20日時点)
使わなかったお金は全て貯蓄と投資にまわしています。
ちなみに食費について記載していませんが
基本的に3食は自炊したものを食べています。
そして購入する食材については「無理に」安いものを買ったりはしません。
自然や親から与えていただいた体も大切する必要があります。
節約しようとするがあまりに、栄養価が少なかったり、粗悪な物ばかり食べていたりすると
その見返りを受けることになりかねません。
だからこそ「節約」ということを目標にせずブッダの教えをもとに「結果的に節約」という程度を意識する方がよいと思っています。
心を大切にし、そして体を大切にする。
すると結果的に無理なく節約しており、さらには資産が溜まっている。
これほど良いことは無いと私は思っています。
生活の仕方
幸せの定義
つまり「生き方の価値観」は人それぞれです。
押し付けるつもりもありません。
ただこのような楽に幸せに生きる方法があるということを知ってもらえればと思い記事を書かせていただきました。
ちなみに貯まったお金をどうするの?と聞かれることもありますが
特に使い道はありません。
私の大切な人たちがお金を必要とした時に使ってくれれば良いと思っています。

まとめ
- ブッダの教えを知ってから貯蓄額が毎年0円⇒毎年300万円になった。
- 日常で三毒を意識するだけで心が整えられ欲が減り、お金を使う機会が減る
- 結果的に苦しみを最小化しながら、さらに無意識に節約している。
- 生き方の価値観は人それぞれですが、節約スキルや副業ノウハウより心を整えたほうが楽に幸せになれると個人的に思っています。興味があれば実践してみてください。
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