ブッダと10人の弟子

ブッダとは

はじめに

皆さんこんにちは。

社会人ブッダ~毎日が仏道~

に来ていただきありがとうございます。

前回の記事ではブッダが繊細が故に最強となったという話をさせてもらいました。

今日はブッダがどのように教えを残しているのかということについてお話しようと思います。

ブッダとBLEACH

そろそろブッダの教えについて書かないと思いつつ、書いていない私です。
どうぞお許しください。
ブッダ的に言えばその早く知りたいという心が苦しみを生んでいるので、少し気長に今回の記事も楽しんでいただけたらと思います。

次回からブッダの教えについて入っていこうと思っているのでもうしばしお付き合いください。
ブッダの教えはブッダ自身で書物に残したかというと実は違います

なんとブッダは困った人で自分の教えを書物に残そうとしませんでした。

ここからは私の推測ですが、おそらくブッダは言葉だけが残ることに危惧したのでしょう。
ブッダの教えから始まっている仏教がブッダの教えからかなり変容し、日本においては過去に争いのきっかけにもなったことから考えると
ブッダの卓越した想像力をすれば、容易にこの状況が想像できたのでしょう。

しかしブッダの入滅後(死後)、弟子たちが「いくらなんでもブッダの教えを残さんとまずいよな
ということでブッダの弟子TOP10である10大弟子が集まりました
BLEACHで言えばエスパーダ(10刃)です。

それぞれ能力がありますので、
ブリーチのように斬魄刀の開放セリフを言いながら紹介しようと思います。

第1弟子 悟れ!智慧第一!シャリホツ!

第2弟子 見通せ!神通第一!マカモッケンレン!

第3弟子 励め!頭陀第一!マカカショウ!

第4弟子 全ては空!解空第一!シュボダイ!

第5弟子 説き続けろ!説法第一!フルナミタラニシ!

第6弟子 咀嚼しろ!論議第一!マカカセンネン

第7弟子 感じろ!天眼第一!アナリツ!

第8弟子 暗唱しろ!持律第一!ウパリ!

第9弟子 厳しくあれ!密行第一!ラゴラ!

第10弟子 未来へ残せ!多聞第一!アナンダ!

とまあブリーチで例えるのはここまでにして
この時に一番活躍したのがブッダの最後の20年間をともに過ごした阿難陀(アナンダ)です。
ブッダの言葉をよく聞いたということで「多聞第一」となっています。
そのままです。
アナンダ以外の10大弟子やそれ以外の弟子も「ブッダはあんなこと言ってたよな」と残したものが仏典として今も伝えられています

そのため、古ければ古い書物(初期仏典)であるほどブッダの肉声に近いものとされています。
初期以降については「あんなこと言ってたよな」というのが伝聞の伝聞だったり、もうブッダではない誰かの言葉だったりする可能性がかなり高くなっているので肉声と言うには微妙なところでしょう。

ブッダの書物はQ&A方式?

さぁそのブッダの肉声がどのように書物に残されているのかというと
今でいうQ&A方式です。
仏教では対機説法(たいきせっぽう)と呼ばれていますが
ある人がブッダに質問し、それをブッダがどのように答えたのかを記しています。
ブッダは「苦しみを無くす教えはこうゆうことやで」と体系的に教えたわけではなく

ある人「僕、こんなことに悩んでるんです」
ブッダ「なるほど。君の場合はな、こう考えてみたらどうや」

という感じでその人にあった言い方をしているのです。
このQ&A方式の困るところはブッダが何を言っているかはわかりますが、
全体としてどのような考え方で整理をして発言していたのかが1回読んだだけではわからないところです。
例えると
映画スターウォーズシリーズのようにエピソード4から始まり5、6を経て1、2、3に戻った感じみたいなものと思って下さい。
つまりひとつひとつの話は理解できるものの、1周目ではシリーズの全体像が把握しづらいのです。

でも安心してください。
私なりに整理したことを小難しくせず、わかりやすく皆さんに共有したいと思っています。
そもそもブッダが言っていることは実にシンプルなのです。

次回ではついにブッダの教えの中身について触れていこうと思います。

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